110414船上山の山焼きが行われました(4/14) |
4月14日(木)に3年に1度行われる船上山の山焼きがありました。 船上山左側の屏風岩から県道34号までの広範囲をパチパチと大きな音をたてながら焼き尽くしました。 船上山だけでなく、昔は春になるとよく見かけられた光景ですが、最近では少なくなりました。 山焼きは草原を維持する目的があり、以前は牛馬のエサや茅葺屋根の材料を確保するために雪が消えると山焼きが行われていました。 生活に草原の必要性がなくなった今、かつての草原は雑木林となったり、笹や背丈の高い雑草が生い茂るようになりました。草原は、草原だけで見られる特有の植物や動物の貴重な生息地です。維持するためには大変な労力が必要です。このたび作業にあたられた皆様ご苦労さまでした… ●船上山:琴浦町にある船上山は大山火山の噴火でできた外輪山の一部です。溶岩の冷え固まった断崖絶壁が数`にわたって続いています。また、後醍醐天皇のゆかりの地としても知られています。
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