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今シーズン最後の冬の観察会『雪のブナ林を歩こう』を行いました。 今年は、1月初めに大雪が降って以来なかなか雪に恵まれず、また、2月中に春一番も吹いたので、この観察会の時に雪が残っているかどうか心配していたのですが、コースにはなんとか雪が残りました。 車道には雪が無いのでスノーシューを持って途中まで進みました。 スノーシューをはいて斜面を上ります。 今回の観察会は歩くのが中心の観察会です。 大山寺〜桝水高原(片道約3km)を往復します。 この横手道は、小鳥が多く生息しているので「小鳥の道」とも呼ばれます。 今年は、暖かくなるのが早いためでしょうか、道中では、鳥のさえずりやキツツキのドラミングが聞こえました。 野鳥を専門とする指導員から 「小鳥は繁殖期になると主に昆虫を食べるようになるが、今年のように早く暖かくなり、早い時期(昆虫がいない時期)に繁殖行動をとっても、親の栄養が不足しているため、せっかく生んだ卵の中には孵らない物も多い。」 と地球温暖化を心配する話もありました。
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