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寂静山南東の尾根筋にある大山寺僧坊跡で現地説明会が行われました。 90名以上の参加者があり、2班に分かれ、発掘された現場をまわりながら遺構・遺物の説明を受けました。 この僧坊跡は、15世紀のもので、仏具・武具等の出土品から当時の僧は、仏教に励み、お茶や囲碁を嗜んでいた様子が想像されます。 解説者は次の2点を強く述べていました。 ・「高級品の中国産の陶磁器が多く見つかっているので、当時の大山寺はかなりの財力があった」 ・「『大山寺には僧兵がいた』と言われてきたが、今回の発掘で武具が出土したことによって、その事実が考古学的にも明らかにさた。」 石組みトイレ遺構の解説 遺構では、 ・入り口の階段跡 ・門の礎石かと思われる対の大きな石 ・石組みトイレ遺構 ・山陰最古級の石垣 ・石積みの基壇 等を見ることができました。
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