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大山の新緑もかなり上がってきました。 5月の連休も始まり、大山にはたくさんの方がいらっしゃっています。 その中にはマナー違反を行う方も・・・ 今日は、その一部を紹介します。 なかなか分かりにくいのですが、穴を掘った後です。たぶん盗掘跡でしょう。 このような穴が、大神山神社奥の宮参道(石畳の参道)、寂静山周辺、治山道路周辺に多数あります。 国立公園内で植物を採取するのはマナー違反です。 昨日、登山道の情報をくださった方より下の2枚の写真を頂きました。 1枚目は5合目手前に切り株が転がっている様子です。 登山道をふさぐように転がっていますので、登山される方は注意してください。 2枚目は、山頂碑周辺の立ち入り禁止区域の様子です。 手前にロープが張ってありますが、これは立ち入り禁止区域であることを意味しています。2人が座っているムシロのようなものは、大山の山頂の緑を取り戻そうとする活動の1つのコモ伏せです。 裸地にコモ伏せを行うことによってコモの隙間に植物の種が付着しやすくするためのもので、決して座るためのものではありません。 情報提供者が登られた時は山頂碑のまわりに120人近くの登山者がいたのですが、マナー違反をしていたのはこの2人だけだったそうです。 「自分だけは大丈夫だろう」という思いで入ったのか、何も知らずに入ったのかは分かりませんが、このような行為は周りの方に誤解を与えるとともに、山頂の保全作業を行っているボランティアの方々の活動を台無しにしてしまいます。 絶対にやめてください。
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