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スキー場におけるマナーについてお願い

快適なウインタースポーツを


 どんなスポーツにも基本的なルールやマナーがあります。スキー場でも全く同様です。お互いにルールやマナーを守って安全で楽しいスキーライフ、ボードライフをおくりましょう。以下に10のお願いをあげておきます。みなさんのご理解とご協力をお願いします。

スキー場における遵守事項10箇条

1.滑走区域遵守!
 リフト下など滑走を禁止している場所には、危険物(岩など)が埋まっていたり、川が隠れていたりします。重大事故の危険性がありますので、絶対に滑走禁止区域には立ち入らないでください。また、ゲレンデによってはスキーとスノーボードの滑走区域を区分してあるところがあります。他のエリアには立ち入らないようにしましょう。

2.左右の安全確認!
 コースの合流地点などで接触事故が多発します。合流地点では必ず減速して左右の安全確認を行ってください。特にスノーボードは体の向きが固定されていますので、首を活用して安全確認に務めましょう。

3.割り込み禁止!
 これは言わずもがな。リフトやレストランでは順番に並びましょう。

4.つぼ足禁止!
 やむなくゲレンデを歩くときは、端っこを歩きましょう。

5.ジャンプ台の作成禁止!
 ゲレンデ内にジャンプ台などを作ることは絶対にやめてください。ターン練習のためにポールをたてる必要があるときは、あらかじめゲレンデ管理者の許可を取ってください。

6.ゲレンデ中央での休憩禁止!
 ゲレンデの真ん中で休憩したりすると衝突事故の原因になります。休むときはゲレンデの端まで行ってから休むようにしましょう。
7.リフトにはスキー・ボードをつけてから!

 スキーやスノーボードを手に持ってのリフト搭乗はできません。最低限用具をつけたままリフトの乗り降りが可能になってからリフトは使いましょう。なお、ほとんどのリフトは下りには搭乗できません。自分の技量を考えて搭乗するリフトを選びましょう。
 ただし、豪円山第3リフト(いわゆる登行リフト)に限り、乗り場の係員の指示に従ってください。

8.降り場に止まらない!
 リフト降り場で用具の調整などをすると後がつかえて大変なことになります。バインディングなどの調整は他人のじゃまにならないところで行いましょう。降り場で立ち話などもってのほかです。

9.暴走注意!
 自分の技量にあった滑走をし、無理な滑走は厳に慎みましょう。自分が痛い目に遭うのは仕方ないのですが、他の人にまで累を及ばすことになります。

10.ゴミはゴミ箱へ!
 ゲレンデへのゴミのポイ捨ては絶対にしないでください。特にたばこの吸い殻は携帯灰皿を使用するなど、ゲレンデ内に落とさないようにしましょう。単にゲレンデが汚れるだけでなく、小動物、植物などの生態系にまで影響を及ぼします。

 以上、当たり前といえば当たり前のことばかりですが、よろしくご協力お願いします。
 なお、ゲレンデ内には各種標識や注意看板が立てられています。この標識は全国統一のものとなっております。基本的に赤書きのものは「禁止標識」、黄地のものが「注意標識」、青地のものが「指示標識」となっています。これらの標識に従ってのスキー場利用をお願いします。